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反対討論いたしました。(議員提出第34号議案)

2018.06.22

議員提出第34号議案(神戸市会議員定数及び各選挙区選出議員数に対して反対討論いたしました。

これは、長田区議員定数1削減して、東灘区を定数1増させる議案です。

反対理由は下記の通りです。

反 対 討 論

日本維新の会神戸市会議員団

平成30年6月22日

 

日本維新の会神戸市会議員団を代表して、議員提出第34号議案 神戸市会議員定数及び各選挙区選出議員数に関する条例の一部を改正する条例の件に対して反対の意見を申し上げます。

各区の区別議席定数調整を行う前に現在の本市全体の議員定数(69名)が適正かどうか検討する必要があると考えます。議員定数の適正数は様々な点から考慮される必要があるとは思いますが、次の2点において検討いたしました。

まず1点目は、本市の人口減少が要因となる現定数と同規模自治体比較の点から検討するのが相応しいという観点より、平成27年度国勢調査では、人口同規模自治体の福岡市(1,538,681人)の議員定数が62名で議員一人当たりの人口割合は、24,817人です。そして、川崎市(1,475,300人)の議員定数は60名で議員一人当たりの人口割合は24,588人となります。

本市(1,537,272人)の議員一人当たりの人口割合は、22,279人で人口同規模自治体と比較しても、議員数が多いのは明らかです。上記の比較した2つの自治体平均値は、議員一人当たり人口は、24,703人になり、本市に当てはめると議員定数62名が適数になります。急激な削減を避け段階を経ての削減を行い、本市との議員一人当たりの人口比較で約2,400人の差の1/2の数値、すなわち1,200人増での検討(議員一人当たり23,479人)とすれば、適正定数は65.4名で4名減が適正な定員となります。よって、本市の議員定数65名での各選挙区選出議員数の設定が適切と考えます。

2点目は、議会不信要因から考慮する必要があります。昨年度、神戸市会は自民党系議員の政務活動費の詐欺事件により4名もの辞職者を出しました。そして、このことを起因として補欠選挙が行われ、我が会派所属議員も2名が議員定数削減を訴え当選いたしました。この選挙結果より、多くの市民は議員定数削減を望んでいます。

以上、2点のことより、1増1減により全体の定数削減が行われない本議案に対しては反対いたします。

皆様のご賛同をお願いいたしまして反対討論を終わります。

以上

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