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会派代表総括質疑を行いました

2019.10.12

平成30年度の決算総括質疑を行いました。質疑内容は下記の4点です。

1.教育委員会の組織風土改革について

2.須磨水族園再整備について

3.外郭団体経営評価のガバナンス評価について

4.関西電力の役員金品授受問題について

 

特筆する質疑は、教育委員会組織風土改革についてです。

東須磨小学校の教員間暴行事件においては、これまで行われていた、

学校長同士での人事異動を決める方式、いわゆる「神戸方式」についての弊害が、今回

の事件を起こしたのではないかと考える。自分の選んだ教員を人事異動させる。すると、

その教員の不祥事は自分の責任になることを恐れて、現場単位で解決しようとする。

教育委員会への報告は解決済みと言っておきながら、校内での対応が校長と教員との関係上

ずさんになっていく。組織風土改革の有識者会議の最終報告書にあるように、

~できるだけ表面化しない方向に走り、被害を大きくする~まさにこれに該当する。そのうち、

一部の力を持った教員が暴走しはじめ、まわりの教員を巻き込むという構図であるのではないか。

教育長はこの件に対しては、こういう「神戸方式」の人事異動は令和3年4月に廃止する。

人事異動制度は教育委員会がつくり、適材適所に教員を配置し校長には校内マネジメントを

しっかりと行ってもらう。そして、教育委員会と現場との組織力を強化するとの答弁を頂いて

おります。

 

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